協議会について

一般社団法人 外壁複合改修工法協議会は、今後も拡大すると推測されるリニューアル市場において外壁複合改修工法の標準化を通じて官公庁、民間を問わない広い普及を目指し活動しております。また、開発されてから約30年が経過しており、施工箇所の事故は発生していないものの、それら建物の再改修への対応も課題として取り上げられる事が多くなってきております。再改修方法の一部は確立されておりますが、全ての状態に対応できるものとはなっておりません。また、施工後の外壁における建築基準法12条に基づく定期調査方法の対応も課題の一つです。近年では透明樹脂を用いた工法も普及しつつあり、それらを取り纏める機関の存在も求められております。

本協議会は、これら問題の解決や要望の受け入れ窓口として活動しております。

ごあいさつ

 当協議会は、2020年9月に設立し、3期目をむかえました。新型コロナウィルスが蔓延しコロナ禍における行動制限がなされる一方、社会活動の継続が重視される状況へと変化したことから、感染対策を十分に施した上で各委員会を開催し、活動してまいりました。

 その結果、2022年7月末に当協議会設立目的の一つであった、外壁複合改修工法の性能基準の標準化及び施工標準の確立に向けた大きな一歩として「外壁複合改修工法ガイドブック」を刊行することができました。

 本ガイドブックは国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「建築改修工事監理指針 令和4年版 上巻」4.9.2外壁複合改修工法において、その内容が引用されており、今後の外壁複合改修工法の普及拡大活動への大きな成果だと確信しております。

 第3期においては会員各位により本ガイドブックを活用し、施工者のみならず、発注者及び設計者並びに建物管理者等の皆様に当該工法への理解を深めていただき同工法の普及拡大に向けて活動を鋭意推進していく必要があると考えております。

 当協議会では、引き続き1.外壁複合改修工法の標準化、2.各種標準仕様書への外壁複合改修工法の導入、3.外壁複合改修工法を適用して外壁に対する建築基準法第12条に基づく定期調査方法の合理化、4.外壁複合改修工法を適用した外壁の調査・診断および再改修工事仕様の標準化という4項目の大きな目標に向けて活動を継続してまいります。

何卒、一層のご指導、ご支援を宜しくお願い申し上げます。

 

一般社団法人外壁複合改修工法協議会
代表理事 岩井 宗一

協議会概要

名称 一般社団法人 外壁複合改修工法協議会
所在地 〒108-0014
東京都港区芝5-26-20 建築会館6階
TEL:03-6722-6745/FAX:03-6722-6746
設立年月日 2020年9月9日
代表者 代表理事 岩井 宗一
設立目的

建築ストックの長寿命化並びに有効活用を図るべく、その保有者及び管理者との連携のもと

外壁の剥落防止工法(以下、本工法という。)の機能及び性能について標準化を目指し

品質の確保及び向上、施工技術の確立及び向上をもって、本工法の広い普及と社会的価値の向上を

目的とする。

事業

・本工法の研究、開発及び改良に関する事業

・本工法の調査、検証及び評定に関する事業

・本工法の普及に関する事業

・施工技術及び施工管理技術に関する教育及び指導に関する事業

・各種研究会、講習会及び見学会等の企画、立案、運営及び実施に関する事業

・本工法及び周辺事業に係る図書、情報誌その他印刷物の出版刊行

・本工法及び周辺事業に関わる個人、団体等の連絡、協力、調整、連携及び協力に関する事業

・前各号に付帯する事業

・その他本会の目的を達成するために必要な事業

アクセスマップ

  • JR田町駅,都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)徒歩3分